信近エリさん!

echo792006-01-16

以前の日記で「超楽しみ!」と書いたCD、当然発売日に購入しました。
大沢伸一さんプロデュース女性シンガー、信近エリさんの1stアルバム「nobuchikaeri」。

購入後およそ一ヵ月経ってから言うけども、すっげえいいよ!
シングル収録の5曲に加えて7曲、生楽器主体のオーガニックな曲からサンプリングや打ち込みでガチガチのハウスまで、大沢さんの持てる殆どの世界を普通に歌い上げる女の子。カッコよくて可愛い。
特に3曲目の「SING A SONG」。シンガソン。
「絶対他人の唄う歌詞を書かない」というチバユウスケさんが意外にも歌詞を手がけ、曲調はアルバム内でもかなりハードな部類のテクノハウス。
嵐の前の静けさのようにミュートされたAメロから、グワーッと音量が上がって弾けるサビ、という大沢さんお得意のメリハリ効いた構成。シンセの歪んだ音がカッコイイ。
んでもって、その歪んだバリバリのリズムに乗せられるのは、何故か信近さんの優しげな歌。このミスマッチがたまらなくよい。それにしても、このひとファルセットも綺麗に出せるのね。
それ以外の曲も、多種多様なくせにアルバムとして筋の通った造りになってて、俺はもう夢中です。2ndシングルになった「Voice」がもう凄い好き。
あとは、またもや俺の好きな中島秀樹さんによるアートワーク。
これまで4枚リリースされたシングルでは、すべてモノクロだったデザインや写真が、アルバムでは遂にカラー。一気にイメージが変わりました。そして改めて思ったけど、やっぱり信近さん可愛い。
聴く人を選ぶ部類の音楽だとは思うけれども、こういうアルバムは滅多に聴けないと思っております。
次は多分中島美嘉さんの「Love Addict」のようなジャズが来ると予想。birdさんのような曲にも挑戦して欲しいです。

nobuchikaeri

nobuchikaeri