メタルギアサーガ 年表

世界的な人気を誇るステルスゲームメタルギアシリーズ。
その壮大で複雑な物語に、史実を加えて纏めた年表です。
Wikipediaの記事や、本編、オフィシャルサイト、そしてノベライズなどを下敷きにしています。
推測も多分にありまくり。


※2011.8.25 公開
※2018.5.29 細かい変更



!!!超ネタバレ注意!!!

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「あまちゃん」と「ふたりっ子」、朝ドラヒット作の共通点

【元気ロケッツが暗示する、「あまちゃん」クライマックス】
【元気ロケッツの壮大な物語について掘ってみた】
【「潮騒のメモリー」と「虚構」のアイドル】


数年ぶりにエントリ連投するほど、現在「あまちゃん」にハマっています。朝ドラを本腰入れて見たのは、17年振りです。
そして「似てるなぁ」と思いました。17年前にハマった朝ドラふたりっ子に。

ふたりっ子〈1〉 (新風舎文庫)

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例えば、「潮騒のメモリー」。
ドラマとキョンキョンの相乗効果で売れている「朝ドラ挿入歌」。この曲でキョンキョン紅白歌合戦に出場するかも!?と芸能誌などで話題になっていますが、
ふたりっ子の劇中で架空の歌手が唄っていた「夫婦みち」も、75万枚の売上を叩き出し、唄っていたオーロラ輝子(河合美智子)がその年の紅白に出場しています。


もしかして他の朝ドラ劇中歌も紅白出てるのかも、と調べてみましたが、少なくとも「架空の歌手」としての紅白出場は一切ありませんでした。
つまり、もしキョンキョンが春子さんとして紅白出場するならば、「ふたりっ子」以来の出来事になるのです。


これはもう本格的に比べてみたほうがいいんじゃないか。
比べてみました。


1996年度後期に連続テレビ小説として放送された「ふたりっ子」は、当時低迷の極みにあった「朝ドラ」の劇的な復活を果たした記念すべきドラマでした。
1966年7月、大阪の下町「天下茶屋」にある小さな商店街、その片隅にある小さな豆腐屋「野田豆腐店」の夫婦に生まれた二卵性双生児「香子(キョウコ)」と「麗子(レイコ)」がドラマの主人公です。

貧しいながらも、明るくゲラゲラ笑いながら暮らすオッサン・オバちゃんたちに囲まれて、双子の少女はすくすく育ちます。
香子はわんぱくで天真爛漫、男勝りのタメ口少女に。
麗子は小学生の頃から優れた頭脳と美貌を備え、男に媚を使うお嬢様を演じながら。


まずこの舞台設定と主人公に共通点を発見。
東北と関西、土地も環境も全く違うのですが、天下茶屋商店街で床屋を営む宮川大助・花子夫婦、その息子たる馬鹿ヤンキーのマサ兄、ビリヤード場でたこ焼き売りながら「玉突き占い」という胡散臭い稼業に手を染めるムサシ(河島英五!)、将棋倶楽部に通う夢路いとしらの、極めて馬鹿馬鹿しいバカ話とトラブルに、北三陸の海女クラブや観光協会の面々を思い出すのです。


特に伊原剛志さん演じるマサ兄の馬鹿さが物凄い。
当時33才にしてリーゼントのアホ高校生を演じ、主人公のお嬢様、麗子にベタぼれ。小学生の麗子をちやほやする可愛がり様は、今となっては若干ヤバイくらいで、いつも麗子のために余計なことをして怒られたり、ウザがられる様子は、北三陸駅長の大吉ぁんを彷彿とさせます。


しかし、マサ兄はじめ皆にちやほやされていた麗子の方は、実家も天下茶屋も大嫌い。「こんな所早く出て行きたい」と心の底で思っていたのです。
そしてもう一方の双子、香子は天下茶屋が大好き。
この対比は、「あまちゃん」のアキとユイの関係をなぞっているかのようです。


そんな双子の母親「チアキ」は、実は芦屋の豪邸に住む富豪の娘。
下町の豆腐屋「野田コウイチ」のもとに駆け落ちしたっきり20年以上帰っていないという過去を持っています。



チアキは優秀な麗子に甘く、わんぱくな香子に厳しくあたり、ある日勢いで「あんたなんか生まれなきゃよかった」と言ってしまいます。
ショックで香子は家を逃げ出し、そこで自分の道を見つけます。


香子が憧れたのは、年老いた賭け将棋師、銀ジイ(中村嘉葎雄)。
偶々同乗した特急で香住の海へ行き、そこで将棋への道を仄かに目指し始めることになります。
将棋好きの中年男性が集う「通天閣将棋センター」に子どもの頃から通い、オッサンらに可愛がられながら将棋の腕を磨き、次第に香子は、「将棋センターのアイドル」と呼ばれるようになります。


下町と富豪、田舎と都会。
バブルが弾けて数年、上流下流という格差が明確になり始めた時期というのもあり、環境の差異はありますが、実家の暮らしを大切に思う少女と、そこから逃げ出したい少女の対比が物語に意味を付加する構造は、「あまちゃん」と一緒です。


しかし、その展開は大きく違います。
学園のマドンナとして高校生活を満喫し、京都大学への受験に合格した麗子は、遂に両親へ「この家嫌い!」と啖呵を切り、母の実家、芦屋の豪邸へ逃げていきます。
嫌いな関西弁を封印し、夢のお嬢様ライフスタート。しかしこれはプロローグに過ぎません。


大財閥の御曹司でアメフト部のエース、海東壮平に目をつけた麗子は、さり気なくすれ違ったり目線を交わしたり、巧みに心を引きつけて上手いこと告白させ、素性を偽りながら結婚を目論みます。更に、実家がバレそうになると海東を別荘に呼んでベッドイン。そして翌朝、ダブルベッドに横たわる全裸の二人(もちろん布団かぶってますが)。
ここまであからさまな婚前交渉描写は朝ドラ史上初で、当時かなり物議を醸したそうです。
あと、海東宗平を演じたのは現在参議院議員山本太郎さん。魔性の女に弄ばれる純真な青年の名演が、イデオロギー抜きで楽しめます。


一方、そんなゲスい麗子でも大好きな香子は、決して順風満帆とはいえない道を歩みます。
県下でも馬鹿しか集まらない高校にギリギリ入れるも、学力不足で中退。アホのマサ兄ですら卒業できたのに。
その後、父の跡を継いで豆腐屋になることを約束し、趣味で将棋をさし始めます。
18歳、女子高生崩れの香子でしたが、未だ将棋センターのアイドルとしてその腕を振るってオッサンどもをブイブイいわせていました。
しかしある日将棋センターに、感じの悪いインテリ学生「森山史郎」が現れます。

「ちょろいわこんなヤツ」と挑んだ香子は、史郎にありえないくらいの惨敗を喫します。ボロ負け。蔑んだ眼で将棋センターを去る史郎。超悔しい。強くなりたい。
そして香子は「プロ棋士になりたい!」と思うようになります。


「アイドル」から「プロ棋士」へ。
ここも、「海女」から「アイドル」へ進んだアキとは真逆の展開です。


父の反対を押し切って、香子はプロ将棋への唯一の道「奨励会」に入門。落語や歌舞伎ばりに厳しい縦社会で、森山史郎と兄弟子として再会します。
そして、ひたすら夢に邁進している史郎と共に過ごすうち、香子は恋愛感情を持ち始めます。


現在ではほぼ大御所たる、内野聖陽出世作がこの森山史郎でした。
冷徹な眼の奥にある、愛情を欲する弱さが、女性視聴者をとりこにし、番組人気の一因になっていたのではないかと思います。
この男性描写は、後に「セカンド・ヴァージン」をヒットさせた脚本家大石静さんの十八番でもあります。


そして、女性描写のいやらしさも大石さんの得意技。
特に前半における麗子のどす黒さは白眉、発言が徹底的にうそ臭く描かれます。
「もっと痛くして」「あなたがいないと息ができない」など、現行のドラマではまず聞かない科白を連発。そしてそのメッキはちょっとしたアクシデントでアッサリ剥がれてしまいます。
「身分を偽っていた麗子のことが信じられない、言うこと全部が嘘臭いんじゃ!」と海東にフラれ、号泣し途方に暮れる麗子。そしてあろうことか、香子が好きな史郎にアプローチし始めるのです。物凄い嫉妬心。そして遂に、史郎と同棲するまでに至ります(ただし肉体関係なし)。


ここも、アキが好きな種市先輩を横取りするユイそのままの構図。
ということはつまり、その後の展開も一緒。最終的に史郎は香子を選び、めでたく棋士夫婦として結婚します。


ここまでがドラマの半分。

アキが東京でアイドルへの道に悪戦苦闘するように、その後香子もプロ棋士への道に四苦八苦。
一方麗子は、やることなす事失敗して泣き続ける人生を歩み、その果てに大切なものを見つけます。
そして、娘二人に人生を否定された父親は家から失踪し、演歌歌手「オーロラ輝子」の付き人になってしまいます。



朝ドラにあるまじきハードな展開ながら、視聴者が離れなかったのは、ひとえに天下茶屋の馬鹿騒ぎや登場人物のコミカルなやりとりが面白かったからだと思います。
更には、掛布や羽生名人などの有名人が時たま実名で登場したり、銀ジイの粋なキャラクターがかっこ良かったりという魅力もありました。
こんな構造も「あまちゃん」に酷似しています。


そして、脚本の大石静さんはじめ番組スタッフが、「ふたりっ子」を作るモチベーションとなったのは、1年前に起こった災害「阪神大震災」だったそうです。
お茶の間に笑いを届けたい。日本が元気になるドラマを作りたい。そんな思いが「ふたりっ子」を傑作にしたのだという分析もあったようです。
本編での震災描写は、極力抑えたものになっていましたが、目的は達成されたと言ってもいいでしょう。この年、大石さんはこのドラマで「向田邦子賞」を獲得しています。


ふたりっ子については、こちらの感想サイトが大変示唆に富んでいて必読。
【ふたりっ子感想戦】


双子の正反対の生き方を描くことで、「女性の生き方」というテーマを世に示した朝ドラ「ふたりっ子」。
しかしその面白さは、17年の時を越えて「あまちゃん」に受け継がれている、と感じた昨今でございました。まあ他の朝ドラをちゃんと知らないので、他の朝ドラにもたくさん共通点はあるかもしれませんが。


あと対象的な点として、「あまちゃん」の主演が関西人なのに対して、「ふたりっ子」の主演が東京出身というのももしかしたら全国的ヒットの条件かもしれません。
他にも、当時のヒット曲を流す感覚とか(これは2008年の「だんだん」でもあったようです)、美味しそうな「豆腐」と北三陸の「ウニ」の対比なども魅力的ですが、
最後に、僕が強く共通点を見出した点を書いておきます。


あまちゃん」の序盤、アキは海に飛び込みます。自分の進む道を決めるきっかけとして。まあその後も何かと飛び込みますが、「ふたりっ子」にも、主人公が海に飛び込むシーンがあります。
兵庫県香住の港で、香子は海に飛び込み、それが物語を大きく動かすのです。

もう一つ、「あまちゃん」のOPで、北三陸の海底の映像が出てきますが、「ふたりっ子」のOPも、水の底に飛び込み、やがて空へと昇ってゆく映像なのです。
水の底に潜った後、自らの生きる道を目指し、上へと昇ってゆくイメージ。
その共通点が、2つの朝ドラをつなぐ、一番大きな要素に感じられるのです。


因みに、NHKオンデマンドで「ふたりっ子」の総集編(1時間x4話)を鑑賞出来ますが、あろうことか件の飛び込みシーンはばっさりカットされてて身悶えした。しかもマサ兄などの笑えるシーンもほぼカット。
これはフルで観ないと伝わらないと思い、完全版DVDをチェックするも値段たっけえ!
しかし財布と相談する価値があるドラマだと思います。ていうか求む再放送。

連続テレビ小説 ふたりっ子 完全版 DVD-BOX 1

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「潮騒のメモリー」と「虚構」のアイドル

あまちゃん」の挿入曲潮騒のメモリーオリコンウィークリーチャート2位を獲得しました。

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名義は「天野春子(小泉今日子)」
純粋な歌手としてではなく、ドラマの登場人物という架空の名前が最初に冠されています。
女性歌手としては、オリコンベスト10入り回数が歴代5位の、キョンキョン人気に加えて、何よりも人気ドラマの中で「アイドル」になれなかった過去を背負った、天野春子としての物語が、このヒットを生んだのでしょう。


以前にも「Good-bye days / YUI for 雨音薫」や「ENDLESS STORY / REIRA starring YUNA ITO」など、登場人物名義の曲が数多くヒットしており、一方アニメ・ゲーム業界では「キャラソン」として登場人物名義の楽曲が多数リリースされています。
「架空の歌手」によって生じる「物語への感情移入」という効果。
その歴史を少し追ってみたいと思います。



「バーチャル・アイドル」という呼び名が忘れ去られて久しく、架空のアイドルは古くから存在していました。
90年代後半、3DCGの技術により誕生した「伊達杏子」「テライユキ」などが比較的有名ですが、バーチャル・アイドルの起源は「伊集院光オールナイトニッポン」だという説があります。


1989年にデビューした芳賀ゆいは、「当時のアイドル量産傾向はいかがなものか」という伊集院光さんのトークからポロリと誕生した「架空のアイドル」でした。
深夜ラジオ内のコーナーで、リスナー投稿のはがきから人物像やデビュー曲の肉付けが成された、視聴者が作るアイドル。その人気は不思議な勢いを得て、果ては握手会やシングルリリースまで敢行されます。

当時ブレイク中だったユニコーンのプロデューサー河合マイケルが奥田民生小西康陽を招いて作った1stシングル。
その後芳賀ゆいは伊集院さんの宣言に沿う形で、1990年に活動終了します。
顔は出さずに活動を行ったこのアイドルの正体は、57名の女性が場面に応じて交代しながら演じたものだったそうです。
因みに、シングル曲の影武者を務めた柴崎ゆかりさんはデビューへの道を絶たれること無く歌手活動を行い、現在は河合マイケルさんの奥さんになっています。



一方、この奇天烈な流行を太平洋越しに知ったSF小説ウィリアム・ギブスンは、1996年「あいどる」を出版。
この小説で、未来の東京を舞台にAIやホログラムなどのテクノロジーで「ゼロ」から作られたヴァーチャル・アイドル「投影麗」が登場します。

あいどる (角川文庫)

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そして更に2年前、SF世界の「架空のアイドル」で僕が知る限り最初のものは、1994年に公開されたアニメマクロスプラスシャロン・アップルです。

遠い未来、科学技術の粋を凝らして開発されたバーチャロイド・シンガー。
外観はのっぺりとした黒い箱に真っ赤なカメラアイ。しかしステージでは見る者の望むままに容姿や歌声を変え、大衆を魅了する妖艶なアイドルです。
世紀末間近の当時、エコブームとともに「オーバーテクノロジー怖い」という風潮があり、このシャロン・アップルも最終的には自我暴走して人の心を骨抜きにし、街を乗っ取ってしまいます。


シャロンの歌を作曲したのは、当時この作品がサウンドトラック初挑戦だったという作曲家、菅野よう子さん。
このヒットからアニメ業界引っ張りだこ、次第に映画やCMなどの音楽作品が高く評価され、先日、次期朝ドラ「ごちそうさん」の音楽に抜擢されました。
そしてヴォーカルは、新居昭乃やガブリエラ・ロビンら、全く違う歌声を持つ6名のプロシンガー+声優1人。楽曲によって歌手が変わり、シャロン・アップルの造形に更なる深みを生んでいます。

MACROSS PLUS ORIGINAL SOUNDTRACK PLUS~for fans only

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因みに、このヴァーチャルアイドルが物語内でデビューしたのが、西暦2039年元気ロケッツのLumiが地球に降り立つ予定だった年です。


前回のエントリ(id:echo79:20130802)の通り、元気ロケッツのメインヴォーカル「Lumi」も架空の人物ですが、これも、先行して映画やアニメが先にあったわけではなく、「元気ロケッツ」という音楽プロジェクトの為に作られた設定・物語でした。
近未来の宇宙を舞台にした悲劇ともとれる物語が、明るい楽曲に深味を加えているのです。



そして2000年代、歌声に肉声が不可欠だったバーチャル・アイドルに転機が訪れます。
20世紀最後の年に、ヤマハで開発が始まったそれは、人間の声を取り込み再構成した音色から、新たに歌声を紡ぎだし、更に抑揚、歌詞、ビブラートなどを加えることができるシステムでした。
その名もVOCALOID
2004年の製品版リリース時は、デモテープ用ソフトとして利用されていたこのソフトが、2007年のニコニコ動画ブレイクを境に注目され始めます。主にアマチュアのミュージシャンが自作曲や既存曲カバーをアップする際のヴォーカルに、「VOCALOID」が最適だったのです。
短期間でボカロ作品はニコ動のメインジャンルの一つとして賑わいだし、その熱気の中、ボカロ開発のパイオニアクリプトン・フューチャー・メディア」がいわゆる「オタク層」をターゲットにしたVOCALOID初音ミクを産み落とします。

それが2007年夏。
奇しくも元気ロケッツのCDデビューとPerfumeが「ポリリズム」でブレイクしたのとほぼ同時期でした。
ユーザーが各々自作曲を架空のキャラに歌わせ、様々なキャラクター性を描く。あるユーザーはネギを持たせ、あるユーザーは恋をさせる。
その集合によってキャラクターが形作られてゆき、やがて3Dモデルによるライブが行われ、雑誌のトップを飾るまでに至ります。
芳賀ゆい」から18年。人間の声だったバーチャル・アイドルは、再びユーザー主導のものとして更なる進化を遂げたのです。
因みにこの年は「THE IDOLM@STER」というアイドル育成シミュレーションゲームが家庭用としてリリースした年でもあり、2007年は「アイドル」と「コンピューター」の関係が花開いた年だとも言えます。



約60名の女性とラジオリスナーによってブームが生まれた芳賀ゆい
フル人造の偶像という設定で、物語を彩ったシャロン・アップル
近未来の少女の物語から、等身大の歌手を生んだ元気ロケッツ
アイドルプロデュース+αの疑似体験ができるアイマス
そしてあらゆるファンが歌声や物語を自由に創れる初音ミク



「架空のアイドル」とは、それが一部「虚構」であることを予め名言している文化です。
ファンはそれを織り込んだ上でコンテンツを楽しみ、時には自ら物語を作る側に回る。
そして、この構造は実際のアイドルにも言えることかもしれません。
サクセスストーリーやスキャンダルが、ファンを一喜一憂させるも、それがシナリオどおりに展開された虚構だった…ということも。
メンバーがデキ婚で脱退したり、スキャンダルしたセンターが「卒業」という形で脱退したり、往年のアイドル歌手に影武者がいたり。


芸能界に舞台を移した「あまちゃん」は「架空のアイドル」「創られたシナリオ」を入れ子にすることで、アイドル業界をデフォルメしつつも、ある種の生々しさを醸し出すことに成功しています。
17年前の朝ドラ「ふたりっ子」劇中で架空の演歌歌手「オーロラ輝子」歌う「夫婦みち」がオリコンチャートインし、その年の紅白に出場したように、「潮騒のメモリー」も紅白出場ほぼ間違いなさそうです。


妄想無しでお届けしました。

元気ロケッツの壮大な物語について掘ってみた


先日は大変恥ずかしい妄想で終わってしまいましたが、せっかくなので補遺というか、元気ロケッツのバックボーンたる物語についても書いておきます。


主人公の名は「Lumi(ルミ)」。
2019年9月11日、国際宇宙ステーションにて誕生。
人類史上初の地球外で生まれた女の子として、世界中から祝福されます。


しかし彼女は、ある理由で地球に降りることを許されません。
何もない宇宙で過ごすうちに彼女は、いつしか口伝やホログラフでしか知らない地球に憧れだします。
頬をなでるそよ風、どこまでも続く緑の森、そして真っ青な海と空。
いつかその星に降り立ち、触れたいと夢見ながら17歳を迎えた彼女は、その気持ちを歌にします。
まるで地球に恋をしているかのように。

さあ行こう 飛び立とう
楽園への道を見つけたの
金色に輝く螺旋の道
手をつないで 私たちの未来を探そう


空には天国のような星々
ただ 自分の心を信じればいい
私達の間には境界線なんてない
いつも あなたを感じているわ
どこにいたって


Heavenly Star / 元気ロケッツ

元気ロケッツ I-Heavenly Star-(DVD付)

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1stアルバムに収められた曲のイメージは、どこまでも前向きな恋心と多幸感です。
まだ見ぬ自然を夢想し、離れた地球と心がつながっていることを只管信じている。
田中ユウスケさんによる楽曲もすべてがキラキラしています。
PVに現れるLumiは、実際の女の子の映像をイラストや2階調に変えたもので、物語を一層美しく彩っていました。


1stシングルがリリースされた2007年当時、インタビューで水口哲也さんは、
「彼女が20歳になる2年後の9.11に地球に降りてくる」と発言しています。
つまり、物語の中では2039年、そして現実では2009年にLumiが地球にやってくる、と。


しかし、2008年のアルバムリリース以降、元気ロケッツはライブ活動に専念、翌年のカウントダウンライブまで只管ライブの1年を送ります。


そして2010年。各AVメーカーが3Dテレビを発表しだした年、元気ロケッツは再び作品を発表し始めます。

5月にソニーのワールドブランド「make.believe」を象徴する壮大な3D映像を公開。
この作品でいち早く3D映像に着手、そしてLumiは初めて明確な実写映像の人物として現れます。


そして、元気ロケッツを語る上で特に重要な物語が、「Child Of Eden」です。

チャイルド オブ エデン - PS3

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2010年のゲームショーで発表された、シューティングゲーム
昨日のエントリでも書きましたが、水口さんはもともとゲーム屋さんとして、「海女セガラリーチャンピオンシップ」や「琥珀スペースチャンネル5」を作ったヒットメーカーで、特に音楽とシューティングの快楽的合体作「Rez」は世界的ゲーム賞「Game Developers Choice Awards」に選ばれました。
その「Rez」の続編として現れたのが「Child Of Eden」で、そのBGMがすべて元気ロケッツであることが発表されたのです。
輝く光の粒子とラインの中敵を打つたびに響くサウンドが、BGMと響きあう心地よさに、むしろ日本より海外のファンが期待を膨らませていました。


そして2011年。
2月23日「Reaching for the stars」発表。
3月19日「Touch me」発表。
追って3つの配信シングルがリリースされ、9月7日に2ndアルバムが発売されます。

GENKI ROCKETS ?-No border between us-(初回生産限定盤)(DVD付)

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これまで出たシングル全てを含む楽曲群には、1stアルバムとは違う物語がありました。

あなたの世界に飛び込みたい
私を待っていてほしい
あなた以外は考えられない
あなたをいつまでも待っている


未来の夢 そして今日について語り合いたい
いつまでも どこまでも
未来を手に 過去は手放そう
そしてあなたに信じてほしい


あなたにそばにいてほしい
夏のそよ風のように 頬に触れてほしい
空気が共鳴して震えているよう
粒子が私を包み そしてあなたに触れる


触れて そして私を感じてほしい
色々な感覚が全身を通り抜ける
あなたはいつも 新鮮な空気のよう
美しさが あなたを包み そして私が触れる


Touch me / 元気ロケッツ

以前のような青い惑星への憧憬はそのままに、
自分を信じること、未来を変わること、愛するものを求めることについて、強く訴える歌詞に切なさすら覚えます。


ところで、この時Lumiは何歳なのかという疑問があります。
現実時間に添うならば21歳。3年前の予告とは状況が違うことになる。20になっても地球に行けず、まだ地球への憧れを歌っているのだろうか?


その疑問に一つの答えを提示したのが同年10月6日に日本版が発売された「Child Of Eden」でした。
このゲームの舞台は23世紀。Lumiの時代から更に200年後の宇宙でした。

そのストーリにはこうあります。

(前略)
人類史上、初めて地球外で生まれた子の名は、Lumi。


地球に降り立つことを夢見続けるも願いかなわず
彼女の没後、すべての身体データは永久保存され、「Eden」と呼ばれるオープンネットワークにアーカイブされた。


そして、時は進み、23世紀。


21世紀に保存されたLumiのアーカイブからデータを組み上げ、Eden内に彼女の意識を形成するという試みがスタートする。


その名は「Project Lumi」。
(後略)

そう。Lumiは夢を叶えること無く亡くなっているのです。
ではいつ亡くなったのか。
ゲームの中で、死後保存されたという身体データを浄化してゆくと、若い頃のLumiの姿が現れます。

私は飛ぶ
闇に包まれたこの空を
希望と信じる心で世界を照らすの


私は飛ぶ
あなたへと向かって
溢れてくる私の気持ちは全て この愛の庭へ


私はそばにいる
あなたは決して一人じゃない


Flow / 元気ロケッツ

因みに、Lumiのフロントを務める安田レイさん(当時はローズ・レイチェルさんでした)の年齢は当時18歳。


ここから導き出される解釈(妄想)は、


2ndアルバムの時点で彼女は18〜19歳。
地球に降り立つ20歳になる前に、何らかの事故か病によって死んでしまった。という物語です。


ここで思い出されるのは「彼女が地球に降り立てない理由」ですが、
それを示す手がかりを見つけることはできませんでした。
更に妄想を膨らませるならば「Lumiは地球の大気と重力圏で生きることができない病にかかっていて、20歳になれば免疫ができるはずが、予期せぬ悪化によって亡くなってしまった」というもので、これじゃ流石に救われません。


また、2ndアルバム発売時のインタビューでは「彼女には気になる人がいる」という発言もあり、Lumiが地球に憧れるもう一つの理由があったことも示唆されています。


2ndアルバムのremixを除いた最後の曲は「Good night」。

私たちには、明日を信じる心がある
周りにあるあらゆる悩みや痛みを解放しよう
安心して やすらかに眠ろう


Good night / 元気ロケッツ

ずっと行きたかった地球、
誰よりも会いたかった人、
その夢の全てが絶たれ、Lumiは若くして死んでしまったのです。


その後、200年の時を経て、彼女を蘇らせるプロジェクトが「Child Of Eden」のバックボーンとなります。


現時点での最新作「GENKI ROCKETS II -No border between us- Repackage」に収録された曲のタイトルは「Revive」。

こうして西暦22XX年、Lumiは希望の象徴として蘇るのでした。


一方現実の2013年、20歳を迎えた安田レイさんはLumiという虚構から飛び出し、地球上にて歌手デビューを果たします。
安田レイさんのプロデュースは水口さんではなく、元気ロケッツサウンドプロデュースを行なっていた玉井健二さん。

Best of my Love

Best of my Love

2039年から2013年へ時は遡り、実在する歌手として安田レイさんの活動が始まります。


なお「Lumi」を形作るもう一人の女性、宮原永海さんは、1997年から現在に至るまで音楽&声優活動を続けられています。貴重なバイリンガル声優さんでこの方も美人です。


元気ロケッツの物語は決してハッピーエンドではない。
でも、その強い寓話性ゆえに楽曲や映像は美しさを湛え、安田レイさんもそのイメージに引きずられずにデビューできたのでしょう。それはきっと祝福すべきことだと思います。
いつかもし再び「GENKI ROCKETS III」がリリースされるならば、新たな映像・音響技術とともに新たなLumiの物語が生まれるその時を、6年後でもいいから待ってます。











そして。
あまちゃん」にも、憧れの場所に行けない少女がいます。
足立ユイ。
東京から遠く離れた岩手の村で生まれ、ずっと東京を夢見ていた18歳。
もしかしたら元気ロケッツの選曲は、このことを暗示していたのかもしれない。
父の病や母の家出で一度は諦めた夢だけど、まだチャンスはある。
なぜならばアキも海女を経て、アイドルになれたのだから。まだチャンスはある。陰謀論が燃え上がる。妄想が膨れ上がる。


海女として再び人気を獲得したユイは、今度こそ憧れの東京進出を目指し、アキに相談する。
話を聞いた水口は、GMTへのアンサーソングとして「Heavenly Tokyo」をユイのためにプロデュース、週一の海女カフェライブが始まる。そこに薄いサングラスの男が再び食いつき、今年も「海女〜ソニック2010」が開催される。
性懲りも無く栗原ちゃんと美寿々さんはレディ・ガガをやるも、今度は鈴鹿ひろ美のコネで本物のレディ・ガガ出演、花巻さんのフレディを含めてガガが4人に。
その様子は動画サイトにアップされ、世界的北三陸ブームが到来。
花巻さんはガガ(本物)に気に入られ、アメリカでものまね芸人としてデビュー。
そして水口が作った海女の落ちゲー「UNIDES」が大ヒット、悔しさのあまり太巻はいつものポーズのまま自分の肋骨を締め折る。全治4ヶ月。
やがてユイの出発の日が近づく。泣き崩れる大吉、手ぬぐいを贈る夏、「UNIDES」にハマる勉さん。
喜びに沸き返る北三陸
しかし(以下割愛)


さっき、この妄想が外れだという証拠記事が出てて、膝から崩折れた。

元気ロケッツが暗示する、「あまちゃん」クライマックス


今日の「あまちゃん」104回のラスト、奈落でのダンスレッスンで元気ロケッツの「Touch me」が流れました。

自宅で見ていた僕は、あまちゃんでまさかの元気ロケッツ!と物凄いテンション上がると同時に、妙な違和感を覚えたのでした。
「なんでここでこの曲?」と。


劇中の挿入曲はほぼクドカン自身による選曲らしいのだけど、
この「Touch me」は多分クドカン選曲してないんじゃないだろうかと思っています。


クドカンが選んだであろう「夏の扉」や「ゴーストバスターズ」などの80年代ポップスは、ドラマの時代感を演出し、懐かしさに加えて面白さを引き立てています。
「東京は夜の七時/ピチカートファイヴ」という、比較的最近の曲もあったけど、それも副駅長が東京をテーマにした歌を延々口ずさむというネタソングでした。
銀河鉄道999」も「君に、胸キュン。」も「レディオ・ガガ」も、すべての歌は脚本に添うように選ばれていて、必ずセリフやお芝居を引き立てる要素になっています。


だけど「Touch me」は言及されません。


ただレッスン用BGMとして流れ、GMTの面々がそれに合せてダンスするだけ。
劇中で誰が選んだとか、その曲に思い入れがあるといったような設定も語られなかった。
それならば「暦の上ではディセンバー」で問題なかったはず。
もっとスタンダードなダンスナンバーでもよかった。


果たして、クドカンが脚本とは関係のない所で「元気ロケッツ」を指定するだろうか。
これまでの選曲とは明らかに違う意図を感じる。


そして、もし監督や他のスタッフが選んだのだとしたら、どうして劇伴でも「暦の上では〜」でもなく、元気ロケッツの「Touch me」を選び、劇中曲に使用したのか。


邪推しました。


まずは元気ロケッツについて。
「西暦2036年の音楽ユニット」として、2007年7月に1stシングル「Heavenly Star」をリリース。

Heavenly Star/Breeze(DVD付)

Heavenly Star/Breeze(DVD付)

このデビューまでの流れが、とっても今風。


2006年9月11日、この曲のPVが詳細を伏せられたままでYouTubeにアップされ、アメリカを中心とした爆発的な口コミによって、僅か数時間で再生回数10万回を突破。
「この音楽の詳細を知りたい!」という問い合わせが殺到し、その熱気の中CDデビュー。

この曲はクラブでガンガン回されたらしく、TVなどでもしばしば耳にするので、聞いたことある人も多いかもしれない。


そのデビューを仕掛けた、プロデューサーの名前が、「水口哲也」さん。
ゲームクリエイターとして多くの製品を世に送り出す傍ら、初の音楽プロデュースとして「元気ロケッツ」プロジェクトを立ち上げた張本人の名前が、水口。
つまり「ミズタク」ならぬ「ミズテツ」。
因みに「テツ」は鉄道及びそのマニアを意味します。


そして、プロジェクトの中でも大事なヴォーカリストは、Lumiという「外宇宙で生まれ、地球を夢見る少女」という設定のもと、当時13才だったモデル、ローズ・レイチェルと声優の宮原永海、二人の声を合成した「架空の歌手」でした。
思い返すに、その謎めいた設定と可愛らしいルックス、そして美しい歌声に、ネットユーザーは心を奪われたのだと思う。
そんな中、ローズ・レイチェルさんは、Lumiの外観も担当しながらカメラの前に立って歌を唄い、「いつかは実名で歌手としてデビューしたい」と夢見ていたそうです。
そして、2013年、20歳になった彼女は本名「安田レイ」として遂にソロデビューを果たします。

因みに、安田レイさんが生まれたのは1993年。
それはアキ役の能年玲奈さんが生まれた年でもあります。


最後に、数ある元気ロケッツの曲の中から選ばれた「Touch me」について。
僕はこの曲が元気ロケッツの中でも一番好きで、伸びやかな歌声や、サビの神々しいコーラスにいつも胸を締め付けられているのですが、じゃあこの曲が元気ロケッツの「代表曲」かというと、そうでもない。
実際にオンエアを見た中でも一握りの、そのジャンルに詳しい視聴者だけが気づく位の知名度で、Twitterのトレンドも割りと穏やか。前述の「Heavenly Star」の方がよっぽど代表曲として相応しいと思います。
更に、ドラマ内時間の2010年3月の時点で「Touch me」はリリースされていないという事実。これが一番不自然な点です。
これまでにも「昭和のタクシーで後部座席シートベルト」というおかしな描写はありましたが、「Heavenly Star」という有名な曲が既にリリースされているのに、敢えて時空を越えてまでこの曲を選んだのは一体何故なのか。
この疑問が、このエントリを書くきっかけになりました。


「Touch me」がCDとしてリリースされたのは2011年の9月ですが、この曲はもっと以前に公開されていました。
CDに先立ち配信限定でリリースされたのが4月27日。
そして、更に1ヶ月前、この曲がCMソングとして初めてメディアに現れたのは、なんと2011年3月19日。
東日本大震災の、僅か8日後だったのです。


元気ロケッツのブレイク】
【メインヴォーカルの夢】
【2011年3月に起こった出来事】
これらの符合には、きっと意味がある。
脚本に絡まないのであれば、それはどのような意味だろうか。


仮説を立ててみました。
すなわち、「この曲は今後の展開を示す予言である」と。


クドカンではない誰かが、ドラマの終盤で何が起こるのかを、視聴者にさり気なく伝えようとしているのではないか。リークしようとしているのではないか。陰謀論が燃え上がる。妄想が膨れ上がる。
そういうわけで、ここから先は「Touch me」に端を発する妄想をお届けする。
元気ロケッツが暗示する、あまちゃんのクライマックス(妄想)。





2010年夏、水口は太巻との対立から、遂に独立を決意。
プロデューサーとして先頭に立ち、GMTを世に売り出す計画を極秘裏に立てる。
如何にしてアメ女を出し抜くか。太巻に悟られずに話題をかっ攫う方法はないだろうか。
ある日、まめぶの分類不可能な味わいがネットからブレイクしたというニュースに、水口は北三陸でのアキ人気を思い出す。
天啓を得た水口は、栗原ちゃんと別れて職場が気まずい足立ストーブを東京に呼びつける。


同年末、某動画サイトに、ある女性アイドルグループのPVがアップされる。
詳細は不明、名前も、人数も、国籍すらわからない。
しかし途轍もなく良い歌と可愛いルックス、そしてひたむきな姿が口コミで話題となり、再生数はあっという間に100万突破、その年の話題を総なめにする。そして動画でしばしば現れる感嘆詞「じぇじぇじぇ!」が大人気に。
土壇場で流行語大賞を奪われ、悔しさに自分の肋骨を締め折る太巻。全治2ヶ月。


年が明け、満を持してのお披露目公演が計画される。
そのライブで初めて、GMTは名前と実体をオーディエンスの前に披露し、念願のシングル発売、華々しくデビューするはずだった。
メンバーも増え、稽古を重ねるGMTに芸能人スキルをみっちり叩き込む春子とひろ美。
巷では「海女ラリーチャンピオンシップ」なる潜水ゲームが大ヒット。でも続けて出た「コハークチャンネル5」はあまり売れず、水口は早々にゲーム開発から手を引く。
一方ユイは北三陸のカリスマ海女アイドルとなり、上京までの秒読みが始まっていた。
泣き崩れる大吉。手ぬぐいを贈る夏。「コハークチャンネル」にハマる勉さん。
祝福と喜びに湧き立つ北三陸


…しかしその日、ライブが開催されることはなかった。
8日前の地震が、アキの大切なものを奪ったのだ。


つづく





みたいな。妄想終わり。
大体、散々路上活動しておいて今更謎のアイドルになれるのかっていう。
太巻と春子の和解の可能性もあるし、ミズタクにPとしての手腕があるのかも微妙。
でもミズタクだって成長してるかもしれない。少なくともGMTは頼りにしてるので応援してます。
そして、必ず描かれるであろう大震災。その緊迫感込でこのドラマは傑作を約束されていると思う。
強いて言うなら勉さんをもっと出して欲しいです。


とにかく、それくらい「Touch me」が好きだというのを、あまちゃんにかこつけて書きなぐりました。読んでいただきありがとうございました。

「別れ」についての物語 / ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q感想

中学生時代にTV版の虜になり、はや20年弱。
「序」「破」をへて、今回どのような展開になるのかどうしても気になって、ネタバレ回避のために初日に見ました。
まずは呆気にとられ、遅れて強烈な混乱。
凄い、ナディアだ、乱暴だ、カッコイイ、酷い、これ旧だ、なんてこった、あーやばい。
などと、まるで要領を得ない感想を持て余しながら過ごしておりました。
そして様々なレビューを読んでいろんなことを思いつつ、今日もう一度見て感じたことを書きます。


【ネタバレ注意!】

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